Why Did We Start Ethical Connections?
改めまして、Ethical Connectionsのディーンです。今日は私たちがEthical Connectionsを始めるまでのストーリーをご紹介しようと思います。
私がエシカルファッションへの興味を持ち始めたのは2010年頃のこと。この10年間でこの10年で本当にたくさんの変化がありました。
2011年、People Treeのサフィアさんに出会ったことは私にとってのターニングポイントでした。People Treeは、当時ではまだ珍しいエシカルファッションのパイオニア的存在でした。
People Treeのモデル、そしてアンバサダーを務めることになり、この出会いによって私のエシカルファッションを追及する旅が一気に加速することになりました。エシカルなライフスタイルにコミットすることを決意し、その中でも特にエシカルファッションを身に着けることに興味を持っていました。
振り返ってみると、これが私のエシカルファッションの原点とも言えます。エシカルなものを身につけること、そこからエシカルなライフスタイルにコミットすることを意識するようになりました。
「エシカルなブランドを一カ所に集めることができたらどうだろう?もっと簡単に便利に、エシカルを手に取ることができないだろうか?」
私の中でEthical Connectionsのコンセプトが生まれたのは、こういった体験がきっかけでした。でもそれは非常にニッチな分野でもありました。周りのほとんどの人はファッションが作られている環境、プロセスなど気にしなかったし、たとえエシカルな選択をしたくても、それにエネルギーと時間、そしてお金をかけられる人はほとんどいませんでした。
時を経て、地球の状況は様変わりしました。地球の温度は約0.3度上昇し、海には約1億トンものプラスチックゴミが漂っています。これまで、私達の生活に直接見えづらかったそれらの情報は、SNSの普及によって目に入りやすくなりました。そういった様々な要素が重なり合って、今、かつてないほど多くの人がサステナブルなライフスタイルをすることに意識を持つようになりました。ファッション業界もそういった流れを受け、エシカルファッションの生産量も増えてきています。
特にUK、オーストラリア、ドイツ、オランダ、そしてアメリカの一部の州は、エシカルファッションの最先端として様々なブランドが誕生しています。そんな中、日本でも少しずつ、エシカルなファッションに対する関心は確実に高まっていました。2016年から2020年の間に「倫理的(エシカル)消費」に対する理解は2倍にもなっているそうです。
私は、Ethical Connectionsというコンセプトをいよいよ世に出す時がきたと感じました。エシカルファッションを日本に浸透させ、社会にポジティブな影響を与えるという長年の夢を叶える時がきたと。
「”エシカル”が誰の手にも届く、身近なものとなるように。日本のすべてのひとがあたりまえにエシカルライフを楽しめる世の中をつくる。」
これが私達のミッションです。
異なるバックグラウンドとスキルを持った仲間が集まり、私たちのチャレンジが始まりました。
これまでの経験やネットワークを駆使して、エシカルなブランドをリストアップしていきました。多くは日本初上陸の16ブランドのラインナップで、2021年6月Ethical ConnectionsのWebサイトをローンチしました。
エシカルでサステナブルな商品を購入し、使うすることが当たり前にできるような世の中にしたい。そんな私たちのビジョンが実現するまでにはあと何年も、あるいは何十年もかかるでしょう。日本は、ファッション界をリードする存在として、今こそエシカルなファッションへのニーズの高まりを受け入れなければなりません。サステナブルなファッションを身にまとうこと、それは地球と私たちの幸せな未来に不可欠なことなのです。
日本の皆さんが自信をもって、そして情熱をもってエシカルなファッションを楽しめるようになることを願ってやみません。エシカルなブランドの数はこれからも増えていくでしょう。私たちはそんなエシカルブランドと、日本の皆さんをつなぐ存在、「Ethical Connection」であり続けます。
【出典】
https://en.wikipedia.org/wiki/People_Tree_Ltd.
https://cmtheagency.com/brands-people-tree
https://www.bbc.com/news/world-46918799
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