私が日本にエシカルファッションが必要だと信じている理由

 私がエシカルコネクションズを始めたのは2021年のことでした。

ですが、エシカルファッションを日本に広めるための私の活動はもっと長いストーリーがあります。

2011年、東北の沿岸部に甚大な被害をもたらした東日本大震災の直後まで遡ることになります。その頃、私は石巻や女川で精力的にボランティア活動をしていました。

実はこのボランティアがきっかけで日本に戻り、そして今も日本にいることになったのですが…それはまた別の話です。

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https://metropolisjapan.com/model-behavior/

当時資金調達のために作ったビデオもあります
https://www.youtube.com/watch?v=HPia4F6YnIw&t=711s&ab_channel=IntrepidModel

私が東北でボランティア活動をしている間、たくさんの支援を受けました。日本の方々が私の活動を価値あるものと感じてくださり、あらゆるサポートして下さったのです。

それは私の人生においてとても素晴らしい時間でした。

数年間東北でボランティア活動をした後、私は別の方法で恩返しをする時が来たと感じました。

そこで、同じチームやコミュニティを通して環境保護に関する企画や日本国外でのチャリティに挑戦し始めたのです。

2014年当時、モデルの活動をしていたことや、フェアトレードブランドのPeople Tree と関係があったことからエシカルファッションが私の中でホットトピックになり世の中に広めたいと思うようになりました。
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しかし、ヨーロッパでは関心が高まっていたにも関わらず、当時は私の周囲の日本人でエシカルファッションに情熱を持っている人はいませんでした。

そのため、なかなか賛同を得られず普及させる難しさを痛感していました。

私としては東北の情熱的なチームとやってきたことの次のステップだと思ったのですがタイミングが合わず、自分のアイデアや希望を何年か棚上げにして他のことに目を向けざるを得なかったのです。

東北でのボランティア活動で学んだことの一つは、ボランティア生活を維持するのは難しいということでした。

およそ2年間私は多くの時間を東北で過ごし、この生活を続けるためにほとんどのお金も使ってしまっていたのです。

私はその生活をとても気に入っていましたが、終わりを迎えてしまいました。非公式なNPOで長く続けるための財政的な仕組みがなかったのです。

いずれ、次のステップへ進まなければいけない時が来るものです。

そんな時、私はソーシャルビジネスに魅了されました。

私は情熱を持てない仕事や、地球環境にとって良くないビジネスをたくさん見てきました。

それでいて、その企業や社員は週末にボランティア活動やチャリティーイベントをして還元しているのです。

まるで、片方の手で破壊し、もう片方の手で癒すようなことです。

ソーシャルビジネスは長く続けることができ、日本や地球にとって良いことをしながら自分自身の生活を維持できるので天職のように思いました。

こうして、日本や世界のためになるビジネスを作りたいという情熱からエシカルコネクションズは生まれました。

成長や希望をもたらすことのできるビジネスだと思ったのです。

ですが、実現できる立場になるのにも、サポートしてくれる人々を得るのも何年もかかりました。

 でも、なぜエシカルファッションなのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

何年か前、私は「voting with money(お金で投票する)」というシンプルですがとても奥深いコンセプトに出会いました。

お金を使うたびに、そのモノやそのシステムその会社に投票をするという考え方です。

車を買えばその車の会社が力を持ち、あるコーヒーを愛飲すればその生産者が力を持ち、あるセーターを買えばその生産システムが支持されていることになるのです。

このように買い物という‘投票’をすることで世の中を作ることができるという考え方です。

誰しもモノを買う必要があるので、全員が未来に向けた一票を投じるのです。

多くの人はファッションアイテムもよく購入しますよね。

もし、選ぶ洋服のブランドを変えるだけで世界をより良いものにすることができるとしたら…?

本当にそんなことってできるのでしょうか。

たった一人の力じゃ世界に影響を与えることなんてできない、と思うでしょうか。

そう思う方へ、長年心に刻んできたこんな言葉を贈ります。

Never doubt that a small group of thoughtful, committed citizens can change the world; indeed, it's the only thing that ever has.” – Margaret Mead
 「思慮深く、献身的な小さなグループの人々が世界を変えられると信じて疑わないこと。それがこれまでできた唯一のことなのだから。」Margaret Mead

 

消費者として誰もが持つパワーを知ったことで私の人生は変わりました。

 今までと同じように世界を見ることも、買い物をすることもできないと思いました。自分がする買い物全てに意味があるのです。

 自分が好きなモノだけを好きな会社から買いたいと思うようになったのです。

実際には完璧には程遠くて、このルールを守れないこともありますが毎日努力しています。

購入し、消費するものを通して一人一人が持つ力を実感することができたら、どんなに美しい世界になることでしょう。

エシカルな消費者であることは簡単ではありません。

エシカルな選択肢が増えてきているにも関わらず、私は何年もエシカルな消費者であるために奮闘しています。

自分が日本のためにできることは、このプロセスを少しでも楽にすることだと信じています。

エシカルファッションを意識している人や試してみたい人のために、私はあらゆるブランドのアイテムを集め、日本の人々にとって便利で信頼できるものにしました。

まだエシカルファッションを知らない方にも、地球の未来に向けた私たちの活動や、ファッションへの愛を知っていただければと思います。

今の私の使命は、このコミュニティを成長させてエシカルファッションを信じる人たちを1つの場所に集めることです。

日本のエシカルファッションが私たちのメッセージを世界に発信する楽しいものになるように。

一人一人の力でより大きな力になると信じています。

あなたもエシカル仲間になる準備はできていますか!?

 

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