2025年を最もエシカルな一年に!

2025年の新年を迎えるにあたり、新たなスタートを切り、特別な一年にしようとエネルギーに満ちている方も多いでしょう。私もその一人です!

私は昔から、目標設定や決意表明、自己研鑽に励むことが大好きです。

皆さまの中でも、特にファッションにおいてサスティナブルでエシカルな選択をすることを目指して正しい道を歩んでいる方々もいらっしゃることでしょう。

ですが、それは必ずしも容易な道ではありません。

私たちはもはやファストファッションに包囲されています。その利便性から悪い習慣に逆戻りしたくなることもありますよね。

そこで、私の個人的なファッションとライフスタイルの習慣をいくつかご紹介したいと思います。

私のエシカルファッション追求の旅

私のエシカルファッション追求の旅は10年以上前の2010年に始まりました。

フェアトレードやエシカルファッションを紹介してくれる方々に出会えたのは幸運でした。

消費者として自分が持っている力、つまり、あるブランドを他のブランドより選ぶことができ、選ぶたびにそのブランドが実践していることの応援になることを理解してからは、自分が生きたい世界のあり方に一票を投じたいという思いになりました。

私はその気づきを無視することはできませんでした。

それからわずか1年後の2011年には、フェアトレードファッションのパイオニアであるピープルツリーのアンバサダーとして、モデルのキャリアを活かしてエシカルファッションの普及に努めました。

当時、自分の価値観に合う服を見つけるのは、とても難しいことでした。

何年もかけてエシカルな選択肢が徐々に広がっていくのを目の当たりにし、その進化に触発されて2021年にエシカルコネクションを立ち上げたのです。

それにより、エシカルな消費者の皆様の選択肢をさらに広げられたと自負しています。

エシカルコネクションを通じて、素晴らしいファッションを共有するだけでなく、日本でも取り入れられるような海外ブランドの取り組みを紹介し、エシカルファッションのさらなる普及に貢献したいと考えています。

エシカルに暮らすためのヒント

実際のところ、私は完璧な人間とはほど遠いです。

2人の子供を持つ家庭人であり、他の人たちと同じように、私たちの分も炭素を排出しています。

ですが、私は説いたことを実践するよう最善を尽くしています。

新年に立てたエシカルファッションとライフスタイルの目標達成のお役に立てるようなヒントをご紹介します。

1、あなたの持ち物を愛そう

自分の持っているものを大切にし、ワードローブを大切にすること。これは私の第一原則です。

長年にわたり、私はたくさんの上質な服を少しずつ集めてきました。

すでに持っているものを愛用しているので、新しいものを買う必要性を感じることはほとんどありません。

私の人生という冒険の多くを共にしてきた一着一着のストーリーが好きなのです。

過去にこのブログで「30回着る」というコンセプトについて話したことがありますが、私のお気に入りのアイテムのいくつかは300回以上着ていますし、20年前の服もあります!

自分が持っているものを大切にするということは、ファストファッションだからといってすぐに捨てないということでもあります。

どうしても着られなくなったものは、寄付するか、別の家を探しましょう。

関連プログはこちら
>地球のためにブラックフライデーをパスしよう
>着古した服の美しさ
>クローゼットの中の敵!?ファストファッションとの和解

2、責任を持ってお買物をしよう

新しいものが必要なときは、意図を持って選びましょう。

それは、必ずしもエシカルファッションブランドから買うことを意味するわけではありません。

ヴィンテージを買ったり、地元のメーカーをサポートしたり、日本製の高品質なアイテムを選んだりすることでもあります。

この考え方はファッションだけにとどまりません。

私は食品であれ、家具であれ、子供のおもちゃであれ、私は自分が信じられる商品やブランドを見つけることに時間を費やし、そしてそれを何年も使い続けます。

長い目で見れば、その方が消費者である私にとっても、地球にとっても良いことだと思うからです!

3、維持、補修そして再生

修理は技術であり、私にとってはささやかな喜びでもあります。

洋服に関して言えば、私は日本に住んで15年の間、地元のリペアショップを数え切れないほど何度も訪れ、穴を直したり、ジーンズのサイズを変えたり、ボタンを取り替えたりしてきました。

もし、自分にリペア技術がなくても(私もそう!)、技術を持っている人を見つけるのは簡単だし、修理代はたいていお手頃です。

私は洋服に限らず何でも作りがしっかりとした古いものが大好きです。

日本では、こういった品々は多くの人にとってあまり価値がないことが多いですが、私にとっては宝物です。

現代のものよりも長持ちするし、ユニークなストーリーがあります。

DIYが趣味の私にとって、古いものを見つけて修理するのは楽しみの一つです。

4、ファッション以外にもエシカルな選択肢を広げる

サスティナブルな暮らしはファッションの選択だけにとどまりません。

・食べ物 
旬の地元産の農産物を選ぶことは、近隣の農家を支援することに繋がります。
私は家族と一緒にこうした食べ物をいただいています。
また、健康面、環境面、道徳面を考慮し、肉食を控えています。
菜食主義者ではありませんが、家では肉食を控え、外食では自由に肉を楽しみます。
このバランスは私にとってうまくいっているし、家族もより健康でいられると思っています。

・交通手段 
私は排出ガスを大幅に削減できるプラグイン・ハイブリッド車を愛用しています。
しかし、カーシェアリングの選択肢が増えたことで、所有しなくても車を利用できるようになりました。
また、長距離を移動する場合は飛行機よりも新幹線を選ぶと、気候への影響を大幅に減らすことができます。

・クリーニングと自宅でのケア
エコフレンドリーなクリーニング製品、洗剤、パーソナルケア製品を選ぶこと。
あなたの健康と環境のために、これを実行する適切なタイミングは昨日ですが、その次のタイミングはまさに今日です!
それほど重要なことなのです。
一般的な製品には、あなたや家族の健康、そして環境に影響を与える有害な成分が含まれていることが多いです。
自分が使っている製品の中身をチェックし、誰にとってもより良い選択をするために時間を取りましょう。

5、モノとさよならする時は思慮深く

私たち家族は、物を捨てるのではなく、再利用したり可能な限りリサイクルしたりすることでゴミを減らす努力をしています。

このような努力をしていても、まだこんなにゴミが出るのかと愕然とすることもあります。

しかし、できる限りの小さな努力を積み重ねることが大切だと考えています。

衣類に関しては、私たちは自然と交換システムを構築してきました。

年上の子がいる友人から服を譲り受けたり、年下の子がいる家族に譲ったりしています。

こうすることで、子供服は何度も再利用することができます。

また、ビーチや公園の清掃活動に参加するのも我が家の伝統となっています。

こうした活動は、私たちの子供たちにサスティナビリティと責任感の大切さを教えるとともに、地域社会とのつながりを強めています。

小さな一歩を続けること

これまで紹介した現実的なヒントが、あなた自身のサスティナブルな目標を設定し達成するきっかけとなることを願っています。

完璧であることではなく、進歩していくことを目標にしましょう。

そして、無理せず少しずつ改善していきましょう。

私は、自分が持っているモノに意味を見出すことを大切にしています。

それは、心をこめて作ってくれた職人や、私の人生の一片一片に織り込まれた思い出に感謝することです。

あなたは今年、どんな心のこもった選択をしますか?

2025年を、共に意思を持った前向きな変化の年にしよう。

 

 

 Follow us on Instagram
   インスタグラムで最新情報や舞台裏、ブログリリースのお知らせを配信しています!